こころのケアが必要なケース

67歳 女性

 

背中の中央から腰部、臀部痛を主訴に来院される。

 

第一印象で若干の違和感はありましたが、特別に変わった印象はなく問診を始めると直ぐに患者さん自身から、ノイローゼだと告知した。

原因は若いころに受けた虐待などによるものらしい。

それと合わせて、虐待時の暴力による、圧迫骨折があるとのことで、

触診によると、T9およびT11が後方変位しており、該当部位の圧迫骨折と推測した。

症状は圧迫骨折の影響によるものと思われる胸腰椎後弯、椎間関節の機能低下と判断した。

 

カイロプラクティックケ、アプローチ自体は通常のアプローチで特に別の患者さんとの違いはありませんが、不安神経症・強迫性障害・躁鬱状態に該当するような精神情態なので、言動には十分注意するとともに、できるだけ押しつけない程度に、前向きになるような励ましの言葉であるとか、労いの言葉をかけるように心掛けた。

 

やはり患者さんの精神状態は不安定で、気分と並行して腰背部痛も強くなるようである。

気分が晴れずに落ち込んだり、悲観的になったり、やる気がでない、集中できない、眠れない、そんなこじれた心の症状を改善し、気持ちが前向きになるのを助け、不安や緊張した気分をほぐして、気持ちを楽にするように配慮しました。

 

今まで何年もかけて様々な整形外科、整体、マッサージ、カイロプラクティックケアなど、いわゆるドクターショッピングをされてきたようだが、一向に改善されず、徐々に悪化傾向にあったが、当院のカイロプラクティックケアが良いのか?もしくは私の声掛けが良いのかは定かではありませんが、最初の1ヶ月は週2回、以後10日置きに来院していただき半年後には、ペインスケール10➡5になった。

 

この患者さんに対しては、カイロプラクティックケアよりも不安を取り除く声掛けを重要視していることが、疼痛の緩和に繋がっていると考えています。