突発性難聴

 

40代 男性

 

6/23初診

5日前から、左耳の突発性難聴を発症。病院にてステロイド投与、星状神経ブロック注射と高圧酸素治療中。

 

左耳 空気伝導、骨伝導共に0

 

7/5迄、7回の加療にて、空気伝導、骨伝導共に左右差がないほどに回復。

途中、上頚神経節ブロック注射も別院にて加療をプラスする。

1000Hz聴力レベル50㏈、耳鳴り、閉塞感残存。

当院だけの加療ではありませんが、当院の加療が良かったとコメントをいただきました。

 

当院の加療のポイント

スーパーライザーおよび手技にて

・内耳、三叉神経、顔面神経、内頚動脈、椎骨動脈、星状神経節、上頚神経節、迷走神経、鼓膜張筋、口蓋帆張筋、耳管咽頭筋

・上部頸椎、仙骨アプローチ


 

 

 

 

memo

 

・ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨によって鼓膜の振動をおよそ23倍に増幅して蝸牛へ伝える。

・鼓膜張筋が収縮すると鼓膜が引っ張られるため振動を伝えやすくなる。三叉神経第1枝

・嚥下運動の際に口蓋帆張筋が収縮することで耳管が開き、鼓室内外の圧力を等しく保ち、内耳の前庭器官に気圧の変化を感じ取る。

・大きな音にさらされたときにアブミ骨筋が収縮し、アブミ骨を卵円窓から離す方向に引くことで耳小骨の動きを制限し聴覚系を保護する。顔面神経