膝と腰の痛み 外側側副靭帯損傷 

キーワード  膝の痛み 腰痛 外側側副靭帯 変形性膝関節症 歩行時のびっこ

 

56歳 女性 保育 

身長 156cm 62kg

 

主訴 膝の痛み(特に右外側)・腰痛 

 

既往歴 

10年ほど前に、自転車から降りる際にバランスを崩し転倒

強く右ひざを捻り受傷

整形外科にて、外側側副靭帯損傷および変形性膝関節症と診断される

 

初診時の訴え

以後、10年両膝の痛み、腰痛に悩まされる

仕事は騙しだまししているが、歩行、階段でのいわゆるびっこがとても辛く気になり何とかしたい 

 

アプローチ カイロプラクティックケアのポイント

胸椎後弯 腰椎過前弯 腰仙関節に負荷が集中 右膝関節屈曲伸展制限 

 

経過および現在

初診時、めったに整形外科を勧めることはありませんが

膝の動きが著しく制限があることと、腫脹が強かったため

膝の権威でもあるDrへの受診を勧め、受診された結果、手術という選択肢もあるがとりあえず保存療法でがんばってみましょうとの事でした。

 

数回はDrの診察を受けたが、特に変化がなく

当院へ再受診され、腰痛をメインに施術させていただきました。

 

初診時に膝はかなり時間がかかるので、腰をメインに治していきましょうと提案し治療を開始

週1回のペースで来院していただき、2か月ほどで腰痛は7割程軽減し、メンテナンスを兼ねて継続来院された結果、1年後には膝の屈曲伸展制限がなくなり、歩行と階段時の跛行もほぼなくなりました。

 

正直のところ、膝の変形状態から考えると、これだけ改善するとは想定しておらず

嬉しい結果となりました。

 

腰痛 膝痛とも残るものの、快適に仕事ができているご様子です。

 

その他のポイント

セルフケアによる下腹部の安定 歩き方の工夫 膝のトレーニング