脳血流を促進することで得られること
―自律神経の緊張をやわらげる―
    鎮痛効果
    痛みを抑制する神経伝達物質であるノルアドレナリンとセロトニンを活性化させます。
認知機能の向上
記憶力・集中力・判断力などが向上します。
特に前頭葉や海馬(記憶に関与)への血流増加は、思考の明晰さや記憶の保持力を助けます。
勉強・読書・作業中のパフォーマンスが上がります。
精神の安定
血流改善により、セロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質の代謝がスムーズになります。
結果として、ストレスの軽減・気分の安定・睡眠の質の改善などが十分期待できます。
脳疲労・倦怠感の軽減
酸素やグルコース(脳のエネルギー源)の供給が増えることで、脳のエネルギー不足を防ぎます。
その結果、頭の重さ・だるさ・集中力の低下といった「脳疲労症状」が軽減されます。
脳の老化予防
慢性的な血流不足は、神経細胞の酸欠や代謝低下を招きます。
血流促進は、認知症や脳萎縮の予防にも寄与します。
自律神経の安定
延髄や視床下部などの自律神経中枢への血流改善により、
交感神経・副交感神経のバランスが整いやすくなります。
結果として、血圧や心拍の安定・冷えや頭痛・胃腸の不調改善などの効果も見られます。
【期待できる効果の具体例】
・自律神経不安定の改善
・耳鳴り・突発性難聴の改善
・慢性的な頭痛・肩こり・腰痛の軽減
・睡眠の質の向上(入眠しやすく、夜間覚醒が減る)
・気分の安定(イライラ・不安・抑うつの軽減)
・脳疲労・倦怠感の改善
・集中力・記憶力・判断力の向上
・認知症・パーキンソン病類似疾患の進行予防
 
    
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慢性的に痛みがある人は、健康な人に比べ脳血流が少ないこと表している
慢性腰痛 パーキンソン病類似疾患、認知症予防の観点から
パーキンソン病・認知症を治すということは、残念ですが現実的ではありません。
ですが、脳血流を増加させることで運動機能が向上するとともに、慢性腰痛・パーキンソン病・認知症などを予防改善し、健康的に日常を過ごしていただきたいと、強く願っています。
脳梗塞はとても軽度で微細なものを含めると多くの方が患う疾患です。
MRIにも映らないようなごく小さな脳梗塞は起こっていると考えます。
認知症も「小さな脳梗塞が脳全体に増えていく」ことで発症します。
認知症の根本的原因は脳の血流と酸素不足(血管障害)です。
脳幹・脳の血流を上げることができるスーパーライザーで内耳核・聴神経・有毛細胞などを回復させた(伝音性/感音性難聴を改善できた)症例があります、視神経・三叉神経・顔面神経をはじめとする脳神経核や大脳基底核、大脳などの神経細胞にも効果が期待されるわけですから、脳梗塞や認知症・錐体路/錐体外路疾患・パーキンソン病などへの応用も含めてその期待度は計り知れません。
また、脳深部電気刺激療法(DBS)と同等または、安全でそれ以上の効果があるのではないかと期待しております。
脳の血流を回復させる事ができれば、認知症の進行を遅らせる事ができると考えます。
脳梗塞にはなっていなくても脳血管が狭くなっていることで脳への血流が低下し、そのために、運動・感覚機能低下や認知症状を起こしている場合もあると考えます。
スーパーライザーにて脳血管への血流を増大させることで、認知症や脳機能低下による疾患の予防に効果があると考えます。
また、転倒による骨折や脳挫傷のリスクも減らす事ができるでしょう。
 
    
スーパーライザー照射後の脳血流増加を示す画像
 
    
 
    
 
    
腰痛で来院される患者さんの中で、本人の自覚がなくパーキンソン病類似疾患を併発されておられる方も少なくありません。
運動機能が低下し、腰痛が慢性化している要因にもなっている印象です。
ですので、包括的に患者さんのお身体を診させていただきます。
誰しも老化は避けられないですが、少しでも元気に歳を重ねて、ご家族や友人と楽しく過ごし、健康的な生活のお役に立てられれば幸いです。
余談になりますが、私は常々、体の不自由な方や高齢者に対して、もっと優しい社会であってほしいと願っています。
その取り組みの一つとして、各自治体では「認知症サポーター養成講座」が開催されています。
この講座は、どなたでも無料で受講することができ、内容も難しくありません。認知症についての理解を深めるために、きっと役立つ講座です。
ぜひ、お住まいの自治体で開催されている認知症サポーター養成講座を調べてみてください。
きっと、優しくて穏やかな気持ちになりますよ。








