急性腰痛4

30代 男性 設計

運動歴  バレーボール、ダンス

主訴   腰痛、殿部痛

その他  肩こり、頭痛、背中の張り

 

考えられる原因はなく、今日の昼頃から急に痛みが出現。慢性の肩こり、頭痛、背中の張りはあるが、今までにない腰の痛みを感じて心配になり来院される。

 

視診/触診

上部胸椎後弯・下部腰椎伸展制限・仙骨角亢進・膝屈曲時にL5が前方へ動く

 

急性腰痛であれば、施術後1週間たっても症状が緩和しないことは皆無といっていい。 (急性腰痛3参照)

今回、症状の変化がなかったのと腰椎すべり症の疑いがあったので、提携の医院に画像検査の依頼をした。

結果、すべり症は確認できないものの、仙骨角亢進とやや腰仙関節の狭小化が認められた。

この状態は腰椎すべり症の予備群と判断しても間違いではない。

これらのことを術者と患者さんの双方が理解することで、前向きで的確な治療が可能となってくる。

その結果、2か月半10回の施術にて7割の症状が軽減した。

その後は本人の希望を尊重し、当院でお伝えしたポイントや生活習慣を実践して自分の体と向き合っていきたいとのことで、一旦終了となった。

 

P.Sこの状態は今後、腰椎すべり症に発展してしまう可能性が高いので十分注意するように、必要な訓練方法や生活習慣を繰り返し伝えました。

 

 

ポイント

仙骨角、上部胸椎の伸展の動き、腹横筋活用による腹圧の亢進、腸腰筋、腰椎減圧、呼吸法