腰椎不安定性

40代 女性 デスクワーク

スキーをしたい

 

主訴 腰痛

 

中学生の頃から肩こりがあり、10年前から腰痛を自覚し始め、疼痛と緩解を繰り返す。

一週間前より腰の痛みが強くなり、日々悪化傾向にあり心配になって来院。

 

検査

右膝蓋腱、アキレス腱反射/減弱、病的反射なし・血圧87/70/70

痛みは特に動作開始/伸展時

 

触診

脊柱起立筋/右股関節内転筋スパズム・第4腰椎椎体の不安定性・腸骨の後方変位及びやや開き気味・第2頸椎動きの消失

 

結果

半月の間で5回の来院にて7割の症状が軽減。

以後10日に1回のペースにて、4回の来院でほぼ痛みは消失し、スキー/ヨガ/ジョギングが気持ちよくできるようになった。

 

ポイント

第4腰椎不安定・腸骨伸展制限・第2頸椎・自律神経・腸腰筋・スーパーライザー

 

 

どんな患者さんでも言えることですが、原因は1つではありません。

複数の原因が複雑に絡み合って起きる。「これが原因です」と1つに言えるものは基本ない。いろんなことが重なって、臨界点を超えて症状になるのです。患者さんの1番の問題は第4腰椎の不安定性です。

施術の詳細は割愛していますが、核となる原因と付随した問題を把握した上で、骨盤、頸椎、自律神経、日常の生活動作や姿勢など、様々な問題を解決する施術が必要だと考えます。

 

 

 

 

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