カイロプラクティックケアの優位性について
カイロプラクテックの定義とは
「筋骨格系の障害が健康全般に影響を及ぼす問題を診断、治療、予防する専門職。
脊椎、関節に対する徒手治療を特徴とし、(サブラクセーション)神経系の働きを妨げ生理学的変調を及ぼすことに注目する」
以上の定義および理論のもとに施術を行っています。
(私見ですが、サブラクセーションは、脊椎および椎間関節の機能異常と解釈を変えています)
関節の機能異常が及ぼす健康全般の影響について
・椎間から出ている神経根が物理的または化学的な刺激を受けることで、異常な興奮をが生じます。その結果、その神経根に含まれる感覚神経、運動神経、自律神経の神経伝達が妨げられる。この影響により、痛みや痺れ等の様々な症状が生じ、筋肉の機能が低下するだけでなく、内臓や器官の機能が低下します。このような状態が長く続き、恒常性(ホメオスタシス)を維持する機能が低下し、その結果、内臓や器官の機能不全が進行し病理的な状態へと移行する可能性があります。
・椎間板の変形、椎間孔の狭窄、脊柱管の狭窄、関節突起間関節の関節包の炎症、硬膜の緊張、黄色靭帯の肥厚、椎間孔周囲の骨棘形成、後縦靭帯の骨化等などが生じることで、神経根や中枢神経系に対して、物理的および化学的な刺激が生じる。
・椎間孔内の神経組織の周囲で静脈叢のうっ血が生じ、その結果、神経根が圧迫される。
・自律神経に異常な刺激が生じることで、頭痛、耳鳴り、めまい、胸痛、胸やけ、胃のもたれ、腹痛、生理不順、不妊、排尿・排便障害、発熱など、さまざまな症状が引き起こされる。
・上部頸椎では、頭蓋底の緊張が高まることで、頭蓋内外の動静脈の血行が障害されます。椎骨動脈の走行に問題を起こし、頭蓋内に虚血が生じます。一方で、静脈系では頭蓋からの出口である孔が、頭蓋骨の歪みにより頭蓋内のうっ血が生じ、このような血行障害により、頭痛、耳鳴り、めまい、認知機能の低下、視力低下等の症状が現れます。正しい情報が脳に伝わらなくなることで治癒力が低下します。
・脊柱や骨盤では、脊髄神経を経由して交感神経系(血管運動神経)に異常な刺激が原因となり、その分節支配領域に血行障害性の痛み、痺れ、冷え、むくみ、皮膚疾患を生じる。
・長時間放置されると異常刺激が断続的に脳に指令を送り続けるため、身体は自己防衛反応として筋肉を緊張させる。
(脳が混乱している状態)
カイロプラクティックケア/脊椎調整がもたらす健康増進への期待と可能性
・神経系への異常な刺激を取り除くことで、自然治癒能力を高め、重力負荷による骨格構造の歪みから生じる自然治癒能力の低下を最小限に抑える。
・身体の機能を支配している神経系の働きを整えることで、病気の予防と回復を促す。
・髄膜の緊張を緩和し、脳脊髄液の還流を促進するとともに、特定部位に集中している重力負荷を分散させる。
・椎間関節の関節包には、感覚神経が豊富に分布していることから、関節機能異常を改善させることにより、過敏になっている神経を回復させることができる。
・関節の運動により栄養素の交換を促進し、老廃物の排泄を促す。
脊椎および椎間関節を調整することは、以上に挙げた効果により、各組織や細胞への栄養分の供給、内分泌のコントロール、不要な物質や毒素の排出が促進される。
また、がん細胞など悪性の細胞と闘い、これを消滅させるキラーT細胞も神経によって支配されている。脊椎や椎間関節の機能障害を解消すことで、がん細胞と闘い、消滅させる働きを、体内で維持できるようになります。
さらに、全身の細部まで神経伝達を働かせることにより、健康的な身体の維持・向上が可能となり、その結果、さまざまな病態の可能性を「未病」という状態へと置き換えることができる。
同時に、老化においても病的老化を予防し、生理学的な損失を最小限に抑えることが可能です。
これにより「サクセスフルエイジング」
つまり、加齢に伴う変化にうまく適応し、幸福で充実した老年期を迎えることができます。
健康的な加齢を実現することで、身体的・精神的・社会的に充実した生活を送ることが可能となります。また、生理的老化という、アンチエイジング効果が期待できます。
脊椎の機能異常を改善させることは、生命、人生に大きな影響を与える、価値あることであり、健康と幸福のために非常に有益な方法であると考えております。
(腰痛考察5をぜひご参照ください)







