腰痛予防でよく出てくる「ドローイン」は、シンプルに言うとお腹をへこませて深層の筋肉(インナーマッスル)を働かせる運動・呼吸・姿勢コントロールです。腰への負担を減らすうえでかなり重要です。
ドローインとは、お腹を軽くへこませることで、体幹の深部にある筋肉を働かせるトレーニング方法です。
ドローインでは、主に次の筋肉が働きます。
腹横筋:お腹をコルセットのように締める
多裂筋:背骨を細かく安定させる
横隔膜・骨盤底筋:呼吸や体幹の安定に関与する
これらの筋肉が連動して働くことで、仙骨や腰椎を含めた体幹の安定性が高まり、腰への負担やストレスを軽減しやすくなります。
なぜ腰痛予防になるのか
腰痛の原因のひとつは、
「体幹が不安定なまま動くこと」
ドローインで腹横筋が働くと、
・腹圧(お腹の内側の圧)が上がる
・背骨が内側から支えられる
・腰の無駄な動きやぐらつきが減る
・背筋の過活動が抑制される
結果として、腰にかかる負担が分散されるので予防につながります。
正しいやり方(基本)
1.仰向け or 立位でリラックス
2.鼻から息を吸う(この時、姿勢が良くなるように背筋を伸ばしても良い)
3.鼻から息を吐きながら、おへそを「背骨に近づける」ように引き込む
ドローインは、腹横筋を中心とした深層筋を働かせ、腰椎や骨盤帯の安定性を高めることを目的とする。
特に、臍より下の下腹部を軽く内側へ引き込む意識を持つことで、腹横筋が働きやすくなる。腹横筋は骨盤底筋、横隔膜、多裂筋とも連動して体幹を安定させるため、呼吸を止めず、力みすぎない範囲で行うことが重要である。
腰痛予防や慢性腰痛に対する運動療法では、体幹筋の協調性、筋力、持久力、運動制御を高める運動が推奨されており、ドローインはその中の「体幹深部筋の再学習」として位置づけられている。
ドローイン(息を吐きながら下腹部を凹ませる)を行うことで、腹横筋や多裂筋などの体幹筋が効果的に収縮し、大殿筋やハムストリングスの活動が増加するとともに、脊柱起立筋の過剰な活動が抑制される。
・古来の礼儀作法に見る正しい身体機能






